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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2010年09月27日

【レポート】エキヒガシ地元学アゲイン

◇9月19日(日)◇

エキヒガシ地元学アゲインが開催されました!
(詳細は前回記事をごらんください)
          
当日の構成は
①セミナー:エキヒガシ地元学のすすめ
②まちあるき
③外でわいわいカレーパーティの懇親会


まちあるき資料をぎりぎり作り終わった当日。セミナーの講師の風見正三さんを囲む、わいわいランチミーティングでは、榴岡のNavis1階にある「ルシェル」に初めていきました。気になっていたんだけど、雰囲気も味もとっても良かった!広々とした落ち着いた空間で、なにかのイベントでも使えそうです。


話がそれました。

さて、当日の参加者は20人ほど。人の顔が見えるちょうど良い雰囲気でした。2~3日前に司会もすることになって緊張したけど、コラボした人たちの雰囲気、会場の雰囲気があったかかったおかげで、なんとかなりましたface01


セミナーでの風見先生の話、とてもこころに残ったキーワードは・・・
 ・残すと同時につくっている小布施の事例紹介のなかで
 「ソトはみんなのもの、ウチは自分のものという意識」
 ・「地域の創造は、地域の人が自ら選択をしないと」
 ・「人肌感覚の場作り」
 ・地元学…地元を学ぶ場(知る、創る、育む)の創造
 ・過去を知らないと未来はつくれない


うーん、言葉一つ一つに感化される思いでしたicon12


その後の足立千佳子さん(まちづくり政策フォーラム)
から地元学の経緯と、エキヒガシでのこれから~のお話。足立さんがいまの視点に行き着いている経緯を知り、なるほどと思わされました。「地域での助け合いの力」「民俗学」「聞き書き」に共感。



そして②まちあるき!
「まち再生」
「歴史、神社、そして都市伝説」
「地域の祭り+子育て」


3つの視点であるきました。



わたしと二まわりほど年代は違う地元のケイコさんと、二人で案内人となり「祭り+子育て」班で歩きました。2歳の子どもをつれたお母さんも参加だったので、お散歩気分でテクテク。



榴ヶ岡公園メモ筆:「迷路遊具の遊び場すてき」「噴水では水遊びしたくなっちゃう」「戦後に米進駐軍が駐留」「犬の散歩の人たくさん」「マツボックリで遊ぶ」「ベビーカーでも移動しやすい公園がいいな」「休日には斜面でピクニックの家族が多い」「分断された8号公園。すてきな樹木たくさんなだから活かせるんじゃないかな」「榴ヶ岡公園は天守台と同じ高さにつくられたらしい」







榴岡天満宮メモ筆:「禰宜(ねぎ)さんって苗字じゃないんだ」「金ぴかの御神輿をみせてもらう」「子ども神輿・女の子用の神輿もある」「お父さんと子どもで担いでもらいたいけれど30人の担ぎ手を集めるのは一苦労」「戦後行われた博覧会の名残でしばらくの間、『河北遊園地」という遊園地があった!汽車や動物がいたそう」「なで牛が気になる」

2つの神社メモ筆:矢先神社(二十人町)、和光神社(鉄砲町)、まつりの時期は連続してた。

⇒コンテナントに戻り、まちあるき報告会マイク


そして最後は屋外で③懇親会。
これがお楽しみ。


この日は産直広場ぐるぐるも来てて、その新米と野菜、「都市再生班」が芋部っ!の畑でとってきたサツマイモ等つかって2色カレー&野菜の素揚げ&マグロの竜田揚げ&ピクルス&ビール三昧。

そんな場でいろんな人のつながり発覚。こんなつながりがどんどん広がって、色んな世代が一緒にまちで楽しむ・遊ぶ環境を創って育てていけるといいな。

さて、どうフィードバックするか。それも楽しみです。

エキヒガシ地元学アゲインのブログも立ち上がりました!
どうぞ次回もぜひ参加してみてください。


(Lisa)
  

Posted by まち活 at 05:12Comments(0)みやぎの・まちある記

2009年11月13日

月日は百代の過客にして

行きかう年もまた旅人なり」

という云わずと知れた名文で始まる
松尾芭蕉の『おくのほそ道』。

岩切の町歩きの際、おくのほそ道の由来を
教えていただきました。

それは、岩波文庫でいえば32ページの
<壺の碑>の項目ないに書かれている
下記の文から来ているそうです:

「かの画図にまかせてたどり行ば、
おくの細道の山際に十符の菅あり。」

最近、その菅が植えられていた、または自生していた
場所を、会の方々が看板を立てている、というので
訪れて見ました。

写真がそのあとなのですが、
今市橋を渡り、岩切東光寺を正面にみて、
左に300m行ったあたりだ、と聞いていたので
探してみました。
普段、その周辺を通ることが多いので、
「はて、そんなところあったかな?」
とかなり疑問に思っていたのですが、
ありましたね(*_*;





それでちょっと引いて撮った写真が
これです:





アパートの敷地になっていました・・・(T_T)
ちょっと目を疑ってしまったのですが、
看板の周囲は舗装された立派な道路です。

この日本を代表する文学、紀行文のタイトルの由来する
場所の扱いがこれです・・・。

こうした扱いについてあまり多くを
語りたくはないのですが、
ただ、ひとつ言いたいのは、
われわれは一体何に価値を置いているのか
ということです。

確かに道路も大事でしょう。
土地も私有地だから、どのような
建物を建てるのかも自由です。

しかし、だからと言って日本人の
心を形作ってきた歴史や文化を
現代の価値で上書きしていい、
ということではないと強く感じます。

すみません、ちょっと怒りブログに
なってしまいましたね。

最後に一句

ゆく月に
あずける菅の
涙かな

Y/K
  

Posted by まち活 at 11:33Comments(0)みやぎの・まちある記

2009年11月08日

岩切の紅葉

いや~、紅葉の季節ですね。

これも秋の楽しみに入れてもいいのですが、

宮城野区岩切は、とても見どころや
歴史的な価値のある場所がたくさん
あって、これはこれで連続ものに
なりそう。

Lisaさんもブログにアップしていましたが、
私も少々



んんん、携帯の写メだと、やはり
画像が・・・。

ここは岩切城跡に続く、
県民の森の入り口です。

留守氏の山城の案内看板があります。



ここは私が秋になると必ず
訪れるところです。

あの景色に不似合いな
緑のフェンスや、ガードレールも
少なめなので、
お気に入りです。



ただ、ぼーっとしていたいですね。

Y/K  

Posted by まち活 at 21:54Comments(0)みやぎの・まちある記

2009年11月03日

岩切まちある記

私LisaとY/Kさんで岩切まちあるきに参加しました。
私が所属している「まち遺産ネット仙台」の内輪のまちあるきに便乗する形で、「岩切探訪の会」の三浦さん、丸藤さん、佐々木さんに案内していただきました。

■まちあるき概要
・日にち 10月31日(日)
・時間  10:30~14:00
・コース 下図参照




■地元の案内人
探訪の会の方々に説明をしてもらいながらあるきました。
正岡子規が詩を詠んでいたり、源義経が奥州藤原氏の元へ行く際に
通った場所であったりと、とても重要な歴史が詰まった場所。
そのような歴史を正しく後世に伝えていきたいという
想いをもった方々が組織しています。
この日も私たちの他に2組の案内をしていたそうです。すごい!


旧岩切郵便局
現在は日本新生キリスト教会の集会所として使われているようです。


職人技
中村鍛冶屋さん。旦那さんと奥さんの二人三脚の作業は息がぴったり。
穏やかな奥さんが仕事となると発揮する、
その力強さに驚かされました。


七北田川
河童伝説を教えてもらったり、
河川敷内には昔は店舗が立ち並んでいた話など、
川にまつわるエピソードをたくさんお聞きしました。


■いつも多くの人でにぎわう名物菓子やさん
今市橋たもとにある「いとうや」さん。
こちらも昔河川敷内にお店を構えていたそう。
美味しく、凝ったお菓子がとてもいっぱいで、
スケート選手の荒川静香さんも御用達のようです。


親子倉
藩政時代に仙台城内にあった倉が移築された「親子倉」。
個人の敷地内にあり、ぞろぞろと大人数で訪れたのにも関わらず、
ご主人はとても親切に案内してくれました。
写真は敷地内にあり現在も使用されている井戸。石は岩切石です。



■岩切市民センター
市民センターに到着し一端まちあるきは終了。
市民センターの敷地内では、岩切の歴史にまつわる「十符の菅」「カラムシ」が育てられており、それを使って講座を行っています。そして各所に広告つきの歴史を伝える看板がたてられています。(探訪の会が設置)



(以下任意メンバーでのおまけのまちあるき)

今は人が歩ける用水路跡
昔は人々の生活を支える用水路だったところ。
今は地下に埋められて、上を歩行者が通れるようになっています。
側面に当時の石垣が残っていたり、生活の軌跡が感じられます。


■隠れた名店
その歩行者道を通っていると、うどんやさんの気になる看板が。
住宅地にひっそりとあるところながら、とっても美味しくいただきました。
発見する楽しさが詰まった、岩切まちあるきでした。



星感想
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このような形で岩切のまちを歩いたのは9月に続いて2回目でしたが、歩くたびにまた新しい魅力が発見できて、岩切ってかなり魅力をもったまちだなと感じます
「美しいもの」「美味しいもの」「素敵な人達」
が揃っていて、ここでこんなことしたい!と盛り盛りアイディアが沸いてきました。地元のひとと話して、実際に見て感じて歩くこと、大切だなーと思いました。
(Lisa)  


Posted by まち活 at 01:07Comments(0)みやぎの・まちある記

2009年09月15日

原町まちある記

ネタをちょっとずつ小出しにしています。
7月にまちあるきをした原町の様子をご紹介。


(写真は雰囲気をもつ空間:千手観音寺)



藩政時代は街道沿いに宿場町として栄えたまちで、
戦災も免れたために趣のある建物も残っている地域です。※



昔からの下宿やさん


そして中心を通る「原町本通り」は、車がスピードが出せない歩行者のための道路「コミュニティ道路」として整備されている通り。

そこでは8月になると原町本通り商店街は吹流しで彩られています。そして今年は、その七夕と併せて新たな企画「原町本通りON楽祭」が8月7日に開催されました。いつも通る道路で、通行人も巻き込んだにぎやかな日となりました。


ON楽祭の様子


コミュニティ道路を模したロゴが描かれた、鮮やかなフラッグ



通りをあるいていると、風情のある看板を目にします。
商店も他の地域に比してまだまだ多い。


つい入ってみたくなる暖簾。



ほかにも梅田川が近かったり、リーフパイの発祥のお店があったり、重力ピエロの舞台だったりと、魅力たっぷりです。車を降りて、歩いてみるとまた一段と素敵な発見ができますよicon01

みやぎの・まちある記、今後の記事もこうご期待!
(次回のネタ・時期は未定)

※参考文献:地元学・地元学の会編

(Lisa)
  
タグ :原町七夕


Posted by まち活 at 22:15Comments(3)みやぎの・まちある記